ざら紙の裏面

140字じゃ足りなかった

死んでしまう系のぼくらに

読みました。

 

以前、最果タヒ先生の「夜空はいつでも最高密度の青色だ」を勧められて読んだのですが、言葉の鋭さに感動しました。

 

もっとほかの物も読んでみたいと思い、図書館で探して見つけたのがこの本です。

 

詩というと、自然のうつくしさ、何気ない日々の素晴らしさとか、そんなことを歌ったものも良いとは思います。

 

けれど、人間の内面の汚いところを掬って言葉にしている、この本は心の深いところに残りました。

 

どう言い表せばいいのかわからず持て余していたたくさんの感情を、言葉にする方法が詰まっていました。

 

あとがきにも、勇気をいただきました。

 

下手くそでもいいから、表現しようとすることが大事なんだなと気づかされました。

 

文章とはまた違うけれども、自分が絵を描き始めた頃の気持ちを少し思い出しました。